疾患との上手な付き合い方|精神科でココロの乱れを治療

女性

うつ病を知る

仕事にのめりこみ過ぎ

病院

会社での仕事が自分に合っていて残業もやり、そのうち家に持ち帰って会社から帰ったあと、休日にもその仕事をこなすようになり、食事もおろそかにして、仕事に没頭していました。そのうちに不眠症となり、家族や友人からも精神科への通院を勧められるようになりました。自分では病気でない、まして精神科に通うなど考えることはできませんでした。しかし、不眠症がひどくなると体も心も非常に疲れるようになり、自分自身ではどうしようもなくなりました。仕方なく家族に勧めらえた精神科に通い、投薬治療を受けることになり薬を飲んでいたのですが、精神科でもらう薬がなかなか自分には合わず、色々な種類の薬を試し少し眠れるようになりました。精神科医からの話では、24時間仕事のことを考えているため脳が活性化していて、なかなか眠ることができないようだと言われ、仕事制限を受けることになりました。家族の協力もあり休日には仕事をしなくなりましたが、家族の目の届かない会社では、制限ができませんでした。

入院生活

結局体も心もいうことを聞かなくなり、精神科の医師と家族の勧めで入院し、しばらく仕事を休むことになりました。医師の診断では、単なる不眠症ではなくうつ病との診断で、2ケ月の入院生活となりました。精神科の病棟には色々な患者がいて、最初のころはここにいることで自分が更におかしくなるのではと、恐怖の毎日を送っていました。医師もそれを察してか、精神安定剤で昼間は眠らされ、夜は睡眠薬で眠らされるという日々が一週間ほど続いたでしょうか。ある程度落ち着いてくると、少し冷静に周りの患者さんを見ることが出来るようになってきて、精神科病棟での自分の居場所が見つかってきました。うつ病になると全てのことに後ろ向きな考えになり、ひどくなると死を考えるそうですが、私はそこまでいかず、最終的に2ケ月弱で4種類飲んでいた薬が2種類に減り、夜も良く眠れるようになり、落ち着いた生活ができ始めました。不思議なことに、あんなに嫌だった入院生活が退院に近づくと、こんどは退院に不安を感じるようになりました。最終的には精神科医の気使いで、精神科から心療内科の病棟に移してもらい、2週間ほどゆっくりさせてもらい退院しました。